ドーム型防犯カメラおすすめ5選

家や家族を守るために防犯カメラを探しているけど、家の外観を損なうようなものはつけたくないなと思うことがありますよね。

ドーム型防犯カメラならコロンと丸い形なので周囲と馴染みやすく威圧感があまりありません。

ここではドーム型防犯カメラのメリットやデメリット、選び方などを紹介します。

ドーム型防犯カメラの特徴とメリット

ドーム型防犯カメラは屋内や軒下などの直接雨がかからないところで使用されることが多いですが、防水・防滴(ぼうてき)の屋外で使う物もあります。

天井や壁に設置し配線を隠すことができます。四角いバレット型の防犯カメラより威嚇の威力は落ちますが、周囲の外観になじみやすく圧迫感が軽減されます。

ドーム型防犯カメラは広角レンズを使用しているものだと広い範囲を撮影できる。広いものなら360°見渡せるものもあり、上下左右にレンズを動かせるPTZカメラだと撮影場所の調整ができる。

ただし動かせるということは死角ができるということなので入口を常に撮影したい時などには向かない。撮影場所を固定したいときはバレット型のカメラと併用すると死角ができにくい。

メリット

  • シンプルでかわいいデザインなので威圧感がなく周囲と馴染みやすい。
  • ドーム型防犯カメラは丸い形なのでレンズの向きが瞬時に判断しにくい。つまり撮影箇所が分かりにくい。そのため不審者や泥棒などが防犯カメラをじっくり見てカメラの向きを判断しなくてはならない。そのような侵入に時間がかかるような家は泥棒などに嫌がられる傾向にある。
  • 1台で広範囲を撮影することができるので、複数台購入を検討している時に台数を減らすことができる。

デメリット

  • 天井や壁に設置するための穴を開けなくてはならない。
  • 外観にあまり響かないデザインなので、威嚇目的でつけるのには向かない。

ドーム型防犯カメラの種類

ドーム型防犯カメラをどのような目的で使いたいですか?設置場所によっては防水・防滴加工されたものを選ぶことが最適ですし、家や車などのいたずら防止のため夜の撮影に力を入れたいなら赤外線暗視型を選ぶと良いでしょう。ここでは4種類のドーム型防犯カメラを紹介します。

赤外線暗視型ドームカメラ

赤外線暗視型は夜間光が一切ない暗闇でも撮影することができます。夜間に撮影や監視をしたい場合、暑さ寒さの季節に左右されず家や外出先などの遠隔地から監視するのに便利です。

耐衝撃設計のドーム型カメラ

ドーム型カメラは屋内向きに作られていることが多かったため、屋外用より簡単に壊せるというデメリットがある。しかし耐衝撃型のドーム型カメラなら、もし不審者や泥棒などがカメラを壊そうとしても衝撃に耐えられるようになっている。カメラ自体も守ることができるし内蔵のSDカードも守ることができる。

防滴(ぼうてき)ドーム型カメラ

防滴とは水滴が入ってくるのを防ぐ加工をしてあるものです。防水は外界から水が入り込まないようにしてある加工です。防滴加工してあるものは水滴が入ってくるのを防げますが直接お目が当たらない場所に設置するほうが安心です。軒下やベランダなどの場所がおすすめです。

PTZカメラ

出典Amazon

PTZカメラ(ピーティーゼットカメラ)とは、リモートで上下左右の首振りや縮小や拡大(ズーム)ができるカメラのことです。PTZとは次の頭文字をとったものです。

  • P(パン)・・・左右にカメラのレンズを動かす
  • T(チルト)・・・上下にカメラの向きを動かす
  • Z(ズーム)・・・縮小(ズームアウト)や拡大(ズームイン)をする

1台で広範囲を見渡せる

PTZカメラなら1台で360度見渡すことができます。また拡大・縮小ができるため犯行現場を拡大して記録することもできます。

パソコンやスマートフォンから遠隔操作可能

パソコンやスマートフォンから遠隔操作も可能です。リアルタイムで見たい場所へカメラのレンズを向けることができます。ただし操作してからカメラのレンズが動くまでにタイムラグがあるので、決定的な証拠をつかみたい場合は動いている人物をあらかじめ追っておく必要があります。

固定撮影には向いていない

玄関などの人の出入りをチェックしたい場合など、固定で撮影したい場合にはPTZカメラはあまり役に立つことができないでしょう。360度見渡せますが、見渡すまでに時間がかかるので死角ができることがあります。その場合は固定カメラと併用して使うことをおすすめします。

価格が高め

PTZカメラはレンズを上下左右に動かせるため、他の製品より大きめになる傾向があります。機能的にも充実しているので価格も高めになってしまします。

ドーム型防犯カメラの選び方

どんな目的で防犯カメラを設置したいですか?「子どもの帰宅時の様子を見守りたいから玄関に設置したい。」など目的や場所に対応した機能がついているものを選びまましょう。

設置場所から選ぶ

あなたの設置したい場所から防犯カメラを選びましょう。

玄関

来訪者の確認や遠く離れた家族の見守りに使いたいときには玄関に設置しましょう。また外側にカメラを向けて撮影することで不審者やストーカー被害の防止につながります。ただし威嚇効果を求めるのならドーム型カメラではなくバレット型カメラの方が適しています。

二階の窓

泥棒や空き巣被害の防止には二階の窓、ベランダに設置しましょう。出入口の上部に設置し入口を撮影するようにすると犯行の証拠がつかめます。

駐車場・駐輪場

車へのいたずらや車上荒らしの防止のため設置します。家からだと車の一部分しか撮影できないという不具合がある場合は、近くの屋根やポールを立てるなどして「車全体」が映るように設置したほうが良いです。

家の外周(庭・掃き出し口)

泥棒や空き巣などの犯罪防止。塀や家の周りの落書きやいたずらのため設置します。泥棒や空き巣などの侵入経路にもなりやすい所なので、侵入してきそうな柵や塀へカメラを向けておくと侵入の前後が撮影できます。

また、雨にさらされることが多いため防水加工や防滴加工のものを選びましょう。夜間に撮影ができる赤外線監視の機能が付いたものもおすすめです。

勝手口

死角が多く泥棒や空き巣の侵入経路になることがあります。勝手口をあまり活用しない場合にも防犯カメラがあると安心です。入口を撮影するようにすれば出入りした人物の確認ができます。

時間帯から選ぶ

主に撮影したい時間帯を考えてください。昼夜問わず撮影したいなら夜間の明るさを調べておくと良いです。街灯があったり、商業施設の近くで明かりが十分なら良いのですが、夜間にあまり光がない所なら「赤外線撮影ができるタイプ」を選びましょう。

赤外線撮影

赤外線撮影は暗闇でも昼間と変わらないぐらいの映像を撮影することができます。人間には見えない光でライトアップすることで撮影を可能にしています。人体に影響もないので安心して使えますね。目に見えないことで近隣の方への配慮にもなります。

最近ではほとんどの防犯カメラが夜間撮影ができるものになっています。しかしどのような方法でっ撮影されているかを確認して購入してください。

LEDライトと防犯灯

夜間の撮影には赤外線撮影の他にLEDライトと防犯灯による撮影方法があります。LEDライトを点灯させることで撮影したり、人が通った時に防犯灯に反応して撮影したりします。ライトが点灯するので近隣の方の迷惑にならないところに設置してください。

必要な機能から選ぶ

どのような目的で防犯カメラを設置したいかっで必要な機能が変わってきます。

赤外線撮影

夜間の撮影を主に考えている方は赤外線撮影ができるものを選びましょう。

画素数

車のナンバーや犯人の顔をはっきり撮影したい場合には画素数を気にしてみてください。防犯カメラ標準的な画素数は100~400万画素です。画素数が高いほど映像が鮮明になります。

しかし画素数が高いほど撮影した映像を記録するための容量が大きくなります。記録が大きくなると記録したものが保存できる日にちが短くなります。そのような場合には人が動いた時だけ撮影する「動体検知」の設定をしたり、1秒間に撮影する枚数を減らす「フレームレート」の設定をしてみましょう。

200万画素以上なら鮮明な映像が撮影できると思いますが目的に合ったものを選んでください。

予算から選ぶ

防犯カメラは設置費用も気になりますよね。決められた予算内でほしい機能を選んでいくと予想外にオーバーしなくてすみます。防犯カメラ本体以外に必要なものはないか確認してください。録画保存したいのにSDカードが付いていない場合には追加購入する必要があります。決められた予算内に収まるように調節してください。

遠隔監視を行うことができるかどうかで選ぶ

パソコンやスマートフォンから遠隔操作できる機能が付いていると仕事場からでも映像を確認したり、PTZカメラならカメラのレンズの向きを変えることができます。複数台でログインできるものもあるので家族で映像を共有することができます。

ドーム型防犯カメラおすすめ5選

ここではドーム型防犯んカメラのおすすめ5選を紹介します。

Ctronics 防犯カメラ CTIPC-290C-W

出典Amazon

価格が手頃で機能も充実しています。しかし、カメラのレンズを上下左右に動かすことができません。固定で使いたいかた向けです。ご自宅に違和感なく設置するタイプとしては最適です。威嚇力はボックス型の防犯カメラほどではありませんが、家の外壁等に馴染む優しいフォルムです。

Jennov防犯カメラ JPJE-P22HT55-5X-FAS-64

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双方向音声に5倍ズームと機能が充実しています。パソコンとスマホ で指一本だけで遠隔地から簡単にレンズ向き、ズーム、画質選択、PTZ制御などの機能コントロールことができます。

Ctronics カメラ 270C

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録画アラーム音も設定できるので威嚇効果が抜群です。1台のカメラで複数のアカウントからログインできるので家族と映像を共有することができます。PTZカメラなのでカメラのレンズの向きをスマホやパソコンから遠隔操作可能です。

SV3C 防犯カメラ SD2W-1080P-HX

出典Amazon

PTZカメラなのでパソコンやスマートフォンから遠隔操作することができます。スマホとコンピューター用アプリだけでなく、lnternetExplorerでも撮影した録画動画やLIVE映像を確認すること可能です。

Jennov ドーム型ワイヤレス防犯カメラ

出典Amazon

2つの赤外線ライトと4つの白い光ライトが付いており、暗くても白い光でカラー写真を撮ることができます。

まとめ

ドーム型防犯カメラは外観になじみやすくカメラのレンズの向きをわかりにくいというメリットがあります。しかし、犯罪を未然に防ぎたいなどの威嚇には向いていません。「遠い所からの監視や見守り」「犯行現場の証拠をつかむ」など、どのような目的でどこに設置するのかを考えて購入してください。

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