防犯カメラを設置する場所に電源がない場合に「ソーラー付き防犯カメラ」が便利です。ソーラー付きの防犯カメラなら電源不要でコードレスなので設置がとても簡単です。電池や電源が切れて録画されるか心配ならソーラー付きがおすすめです。ここではソーラー付き防犯カメラのメリットやデメリット、選び方など紹介していきます。
ソーラー付き防犯カメラの特徴とメリット
ソーラー付き防犯カメラの特徴は、電源不要なので電源確保が難しい所でも簡単に設置できるところです。ここではメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 電源不要で簡単設置
- Wi-Fi搭載のモデルならスマートフォンや他ビレットと連携して遠隔監視を行うことができる
- 夜間や雨の日でも電源供給できる
- 電気代がかからない
- 配線工事が不要
デメリット
- 簡単に設置できる反面、簡単に盗まれる可能性が高い
- 太陽光が当たりにくい所や雨の日が続くと録画できない可能性がある
ソーラー付き防犯カメラの種類
ソーラー付き防犯カメラは、ソーラーパネルで発電して防犯カメラに内蔵のバッテリーに充電することで使えます。
バッテリー充電式カメラ
バッテリー充電式カメラはソーラーパネルを使うことで取り外して充電する必要がありません。USBで充電できるものを選ぶと悪天候で撮影ができない場合にも安心です。ほとんどの防犯カメラに充電池が付いており、悪天候だからすぐに撮影ができなくなるということはありません。もし心配な場合は電源の近くに設置し、取り外さずに充電できるようにしておくと便利です。
Wi-Fiと連動
Wi-Fiと連動することでどこからでもスマホで監視することができます。複数アカウント可能なタイプなら、離れた家族がそれぞれ、防犯カメラの映像を確認することができます。子どもたち帰宅時間の確認や習い事へ出発したかどうか、遠く離れた年老いた両親の様子など家族みんなで見守ることができます。
トレイルカメラ
トレイルカメラは野生動物を観察するためのカメラともいわれています。乾電池で可動するため電源不要です。設置方法も家具の上に置くだけ、柱に設置、壁に設置など色々な所を選べます。ボックス型やドーム型のい赤くの威力が強い防犯カメラと違い、撮影していることを気づかれたくない時にトレイルカメラを選ぶと良いでしょう。撮影していることを気づかれにくいので、いたずらや盗難などの犯行の証拠をつかむことができるでしょう。
ソーラー付き防犯カメラの選び方
ソーラー付き防犯カメラを選ぶときに大切なのは太陽光が常に当たっているかどうかを確認することです。曇りでも雨でも鮮明に録画することができますが、いつも日陰だと録画することは難しいです。日中は日が当たっているところが良いです。
予算から選ぶ
防犯カメラを選ぶのに今お考えの予算から選んでみましょう。安価なものならなら5千円程度からありますし、夜間の撮影のために赤外線照射などの多機能が付いたものだと1万円~3万円程度から購入できます。
使う目的に合わせて予算から選びましょう。例えば、玄関に設置して「帰ってきた子どもとやり取りしたいから双方向音声などの機能が欲しい」など最低限この機能は欲しいというのを決めておくと予算に合わせて選びやすいです。
設置場所から選ぶ
ソーラーパネル付きの最大の魅力は電源がない所にも設置することが可能なことです。電源がなくて今まであきらめていた場所にも設置することができます。気になる設置場所には次のようなものがあります。
玄関
玄関に設置することで人の出入りの確認や、不審者やピンポンダッシュのようないたずら防止になります。双方向音声の機能が付いたタイプなら宅配便が来たときに応対することもできます。一番家族が利用するところなので帰宅確認や出発確認などに最適です。
駐車場・駐輪場
駐車場や駐輪場に設置することで、自転車やバイクなどがいたずらされたり盗まれたりするのを防ぎます。ここに設置する場合は夜間監視ができるように夜間撮影できるタイプのものをおすすめします。
建物の外周(庭・掃き出し口)
庭や掃き出し口は塀や柵に囲われているため、侵入してしまえば外からは見えないので、空き巣や泥棒の侵入経路になりやすいです。防犯カメラを外から良く見える位置に設置すると抑止効果が上がります。
勝手口
勝手口は人通りが少なく外からよく見えない場所にあることがあります。勝手口の利用頻度が少ないと泥棒の侵入経路になりやすいため防犯カメラでセキュリティーを強化するのも1つの方法です。
設置場所は色々ありますが何を目的として設置するかを考えてみてください。「子どもたちが帰宅したかどうか仕事場から確認したい」なら玄関に、「車へのいたずら防止したい」なら駐輪場に設置するというふうに目的に合わせて設置場所を決めてください。設置する場所が決まったら太陽光が当たるか確認しましょう。なるべく長時間太陽光が当たる場所だとバッテリー不足で撮影できない等の心配がありません。
防犯カメラの設置台数から選ぶ
どこに設置するかが決まると次に何台必要か考えてみてください。「まずは玄関に1台設置してみよう」「車のいたずらに悩まされているから玄関と駐車場に2台設置しよう」など必要な台数を確認してみましょう。もし複数台必要だと感じるのであれば2台以上のセット売りがお得です。価格もそうですがセット売りだと設定方法が一緒なのでいくつも説明書を読まなくてすみます。
防犯カメラのデザインから選ぶ
防犯カメラのデザインで抑止力が変わります。一番抑止力があるのは四角い形の「バレット型」「ボックス型」です。不審者やいたずら防止のために良く見えるところに設置すると効果が上がります。
犯人が分かっている場合や、何度も被害に合い証拠映像を取りたい場合には目立たない形の「ドーム型」や「トレイルカメラ」が向いています。ドーム型はカメラがどこを撮影しているかわかりにくいため撮影箇所を隠すのに向いています。トレイルカメラは置くだけでも撮影できるのでカメラがあることに気が付きにくいです。
ソーラー付き防犯カメラおすすめ6選
電源がなくても設置できるソーラー付き防犯カメラのおすすめを紹介します。
VANBAR 防犯カメラ
屋内・屋外用防犯カメラです。500万画素で人物の顔や車のナンバーまでハッキリ撮影することができます。便利な双方向音声や4倍ズームなど機能も充実しています。両面テープで壁や天井に設置するタイプなので、壁や柱に穴を開ける必要がなくねじ止め不要です。
YESKAMO 防犯カメラ ZS-GX6S
4dbidbiアンテナ付きでWi-Fiが強化されており、送受信の距離が長く安定した画像を撮影することができます。初心者にも簡単な4ステップの初期設定で安心です。完全無線で設定が簡単。高容量のバッテリー電池なので急に電力を使い切り録画が停止する心配がありません。
A-ZONE防犯カメラ AZ-SW-SC8
双方向音声付きでスマホの複数台同時視聴可能です。完全無線なのでどこにでも設置することができます。
BUTURE 防犯カメラ 825-S
コンパクトで優しいデザインの防犯カメラです。AI人工知能の技術により、「動体検知」「顔検知」と「音声検知」三つの検知方式があります。PIR熱感応センサーが配置されており、人体や動物を検知してから自動的に録画することで誤報率が低くなり、電量を節約できます。
VIEWZONE防犯カメラ 2020-TP-L4
200万画素で110°まで撮影できます。4つの異なるカメラのライブ動画を1つの画面に同時に表示することができます。4か所に設置した画像を1つの画面に表示することができます。家族と同時に違う場所からでも視聴することができます。
YESKAMO 防犯カメラ JP-AM-03
両面テープと磁石スタンドで設置するためねじ止め不要。完全無線で設置場所の幅が広がります。USBでも充電できるため悪天候で撮影できないということを防ぎます。
まとめ
設置場所に電源が取れない場合、ソーラーパネル付きの防犯カメラを選んでみてはどうでしょうか。電源不要で完全無線なので工事不要です。手軽に取り付けられ設定も簡単。メリットやデメリット、選び方などを参考にしてあなたの目的に合ったものを選んでみてください。