防犯カメラワイヤレス(無線)おすすめ5選

防犯カメラを設置する時に配線がめんどくさいというお悩みがありますよね。ワイヤレス防犯カメラは面倒な配線がないので、配線が難しい所にも手軽に設置できます。電源が確保できないところや高い所にも簡単に設置できるのが良い点です。ここではワイヤレス防犯カメラの特徴や選び方などを詳しく紹介していきます。

ワイヤレス防犯カメラの特徴とメリット

ワイヤレス防犯カメラはとにかく設置が簡単です。カメラの電源があれば壁や柱に穴をあけて配線を通す必要がありません。めんどくさい配線工事の手間がないので手軽に設置したい人におすすめです。

ワイヤレス送信距離

ワイヤレス防犯カメラは「防犯カメラ」と撮影した映像を見るための「受信機」の間を電波で映像や音声を送受信します。防犯カメラと受信機の距離が離れていたり、途中に障害物があると電波が伝わりにくくなります。電波の送信距離は障害物がない距離で考えられており、一般的な木造家屋の場合では20~40mぐらいを想定されています。

電波到達距離

住宅の材質によって電波の到達距離が変わります。木造が一番到達しやすく、鉄筋やコンクリートの壁では電波が届きにくくなります。また、壁の枚数が多くなるほど電波が遮断されやすく映像が映らないことがあります。ビルやマンション、地下室のような窓の少ない建物は電波が飛ばない可能性があります。

メリット

メリットとしては、配線の準備や配線ルートの確保がいりません。無線なので高い所の難しい配線がなく設置が簡単で断線する恐れがないです。有線では壁の正確な位置に穴をあけて配線する必要があります。また、壁に穴をあけない配線なら防水面などひと手間かけなくてはいけません。配線がないことで工事の手間がなく見た目もすっきりします。

  • 防犯カメラと受信機の間に配線が不要
  • 壁や柱に穴を開けなくても良い
  • 配線工事が不要なので工事費がかからない
  • 断線の恐れがない
  • 防犯カメラを増設する時も配線が不要なので、増設しやすい

デメリット

デメリットとしては、有線のものより安定性に欠けることがあります。また、建物の材質や壁により、電波の到達距離が違います。データを転送する時に電波が遮断されていると映像がカクカクなことがあります。高画質・高性能なものになると値段が高くなることがあります。その場合は有線の防犯カメラを業者に取り付けてもらったのと変わらない値段になることもあります。

  • 有線の防犯カメラより安定性に欠けることがある
  • 防犯カメラの電源が必要
  • 建物の材質や壁により電波の到達距離が変わるので、想定していた設置場所と変わる可能性がある
  • 有線のような安定性を求めるのなら高性能になり、値段が高くなる

ワイヤレス防犯カメラは周りの影響を受けやすく電波の到達距離も違うので、選ぶときには設置の簡単さやコストだけでなく、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。

私のおすすめ

VANBAR 防犯カメラ B0872718YY

出典Amazon

私のおすすめはVANBAR の防犯カメラです。500万画素でネットワークカメラで、人物の顔や車のナンバーまでハッキリ撮影することができます。おすすめの理由は「双方向音声」でお互いに会話をすることがっできますし、ソーラーパネル付きで電源不要なうえにねじ止めが不要で設置が簡単にできます。

ワイヤレス防犯カメラの種類

ワイヤレス防犯カメラには「電波タイプ」「電池タイプ」「Wi-Fiタイプ」と3種類あります。次に詳しく紹介していきます。

電波タイプ

電波タイプとは「防犯カメラ本体」と「受信機」だけで映像を撮影するものです。しかしWi-Fiタイプと違い、近距離しか映像を送受信することができません。家の周りの映像を家の中で見るのに向いています。

  • Wi-Fiやネットにつながなくても設置ができる
  • ネットに繋がっていないため電波の届く範囲が狭く近距離での使用がおすすめ
  • AC/DC電源から電源を供給するため、電源があるところに設置しなくてはならない
  • 電源が確保できれば電池交換の手間がない

電池タイプ

電池タイプとは、防犯カメラ本体に電池をセットして使うものです。電池なので電源を確保することが難しい場所にも設置することができます。配線も不要で簡単に設置できますが電池交換の手間があります。電池交換がめんどくさい場合は「ソーラー付き電池式防犯カメラ」を選ぶのも一つの方法です。

  • 電源が取れない場所でも設置ができる
  • 配線工事が不要
  • 電池交換の手間がある

Wi-Fiタイプ

Wi-Fiタイプはネット環境が必要です。無線接続なので大変な配線の接続はありませんが、セキュリティーの設定が必要になります。最近では簡単に設定することができるようになっていて、携帯でアプリの設定を完了すれば防犯カメラの映像がすぐに見られるようになるものが多いです。

外出先で携帯やパソコンから映像を確認することができる

インターネット環境さえあればどこからでも映像を見ることができるので、離れた家族の安全確認や防犯にも役に立ちます。複数の携帯やパソコンから確認することもできるので使い方は色々です。

例えば、子どもの帰宅時間を確認したくても自分の時間が取れないとき、両親や旦那さんに変わりを頼むこともできます。または離れた高齢の家族がデイサービスを利用している日に用事があっていけない時など、遠くから送迎の様子を伺うこともできます。

使い方次第でとても便利なので、あなたの目的に合った機能が付いたものを選んでください。

ワイヤレス防犯カメラの選び方

ワイヤレス防犯カメラは無線なので、様々な場所に設置することができます。主な設置場所としては「玄関」「二階の窓」「家の外周(庭・掃き出し口)」「勝手口」「駐車場」「ゴミ置き場」などがあります。どのような目的で設置するかによって必要な機能が変わってきます。

主に夜間の撮影をしたいなら、月明かりがなくても撮影できる夜に強いタイプを選んでください。車のナンバーや人物の顔をしっかり撮影したいときにはズームが付いているものや高画質のものを選んでください。

このように目的に合った防犯カメラを選ぶことで設置場所も決まってくると思います。防犯カメラの電源が取れるところで、目的に合った場所に設置できるか考えてみてください。設置場所や目的に合ったものを選ぶことが失敗しないポイントです。

画素数を確認してみる

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画素数が高いほど映像がきれいです。ズームで人物の顔を大きくしても、画素数が高いとより鮮明に撮影することができます。あなたの設置理由により鮮明な画像が撮影したいときには画素数を確認してください。

最近では4K(800万画素)や500万画素など画素数が高いものがあります。より奇麗な撮影をしたいときにおすすめですが欠点もあります。画素数が高いとデータ容量が大きくなり記録する録画機の容量も大きなものが必要になります。

データの容量が大きいと録画機に保存される期間が短くなります。よく聞くフルHD(ハイビジョン)は210万画素程度です。フルHDの解像度はアナログカメラの6倍と言われています。つまり映像のデータ量も6倍ということです。映像がきれいなかわりに録画機に記録される容量が増えるため保存期間が短くなるのです。

夜間の撮影ができるかどうか

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撮影の目的によっては、完全に真っ暗でも撮影できるかどうかが重要です。設置場所によっては街灯や明かりがない場合があります。その時に見つからないように撮影をしたかったら「赤外線暗視型」のカメラを選んでください。

赤外線暗視型の防犯カメラは、電気が全くない所でも撮影することができます。ただし赤外線が届く範囲しか撮影できないので注意が必要です。一般的には20~30m程度です。

携帯やパソコンから遠隔操作ができるかどうか

お手持ちの携帯やパソコンから「リアルタイムの映像」や「録画した映像」を確認することができます。また、PTZカメラならカメラのレンズの向きや拡大などの機能も遠隔で行うことができます。

PTZカメラ

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PTZカメラとは「パン」「チルト」「ズーム」のそれぞれの頭文字をとったものです。

  • パン・・・カメラのレンズの向きを左右に動かすことができます
  • チルト・・・カメラのレンズの向きを上下に動かすことができます
  • ズーム・・・映像をズームイン(拡大)ズームアウト(縮小)することができます

防水防塵(ぼうすいぼうじん)

屋外に設置するのなら防水防塵のものを探してください。防犯カメラは雨がかかっても大丈夫だったり、砂やほこりなどが内部に侵入しないように「IP66」程度のものを選ぶと良いでしょう。

ワイヤレス防犯カメラおすすめ5選

設置が簡単で多機能なものはたくさんあるのでどれを選んでよいか迷いますよね。ここでは手軽に設置できて、高機能なおすすめを5つ紹介します。

VANBAR 防犯カメラ 

出典Amazon

双方向の音声付きで家族と会話することができます。夜間撮影もでき防水基準もIP66と雨でも安心して使えます。機能がたくさんついているし操作も簡単なので導入しやすいです。

YESKAMO 防犯カメラ ZS-GX6S

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カメラ本体の電源がなくても使えるソーラーパネル付きの防犯カメラです。電源をとれないところに設置するのに向いています。少し値段が高いですが、多機能で4倍ズームもできます。

SV3C 防犯カメラ B06W-5MP-HX

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500万画素の奇麗な映像でより鮮明な撮影ができます。ネットがない環境でも携帯やパソコンのアプリから撮影した録画動画やLIVE動画を見ることができます。画素数が大きくデータ容量が大きいですが圧縮して保存できるのが良い所です。

ABASKトレイルカメラ 02B-035C-742JP

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電池式の防犯カメラです。電源など一切不要で設置場所を選びません。2000万画素というとてもきれいな映像です。電池を変える手間がありますが、気づかれずに撮影するのにおすすめです。

Ctronics 防犯カメラ CTIPC-290C-W

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ドーム型カメラで外観を邪魔せずに設置することができます。双方向音声がなく会話はできませんが、集音マイク付きなので音をはっきり安定して録画することができます。

まとめ

ワイヤレス防犯カメラは配線できない場所にも設置したい、配線がめんどくさいといった悩みを解決してくれます。有線のように安定性に欠ける面もありますが、手軽に設置でき導入しやすいので初心者にもおすすめです。ワイヤレス防犯カメラの特徴を見て、あなたに合った機能を選んでください。

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